作業辞典
鹿月舎で、原稿製作、編集作業、ラジオ製作、デザイン、挿し絵製作、その他の作業をする上での、共通言語としての辞典です。これは出版、あるいは他のメディアの全ての共通する言語ではありません。鹿月舎での作業効率をアップするため、便宜上使用している言語ですので、誤解しないでください。
【総扉】
通常の書籍では「表紙」とされているものを鹿月舎では「総扉」と呼びます。
【表題】
「総扉」にある書籍全体を総じたタイトルのことです。
【中扉】
鹿月舎の書籍では、しばしば、複合的な書籍販売が行われます。たとえば「官能」というタイトルの書籍の中に「異常な官能」と「見えない官能」と「幼き日の官能」というように、本来なら、それそのものも「総扉」を持っていいような内容の作られ方がされることがあるのです。このときの書籍内表紙のような考え方のものを「中扉」と呼びます。
【タイトル】
各作品に付けられる個別のタイトルは、通常、そのまま「タイトル」と呼びます。
【扉】
小説、エッセイ、論文、詩など、全ての個々の作品に対する最初のページをこのように呼びます。
【閉じる】
漢字で表現すること。
【開く】
平仮名で表現すること。
【扉絵】
「総扉」「中扉」「扉」につけられる一枚絵のこと。
【挿し絵】
本文中に出てくる一枚絵のこと。
【カット】
本文中などに出てくる小さな絵のこと。また、活字でない記号。
【リライト】
原稿の表現方法や文体や構成までをも含めたところでの作者以外の手による原稿修正のこと。
【校正】
漢字や日本語文法の間違いなど、作品の根幹には関わらないところの修正のこと。
【著者校正】
電子書籍化される原稿で、リライト、校正済みの原稿を最後に作者がチェックすること。
