女にだって官能小説が書ける。男に媚びたような官能小説ではなく、本音を叩きつけるように、本心をぶちまけるように、嫌らしい官能小説が書けるんだ。この宣言の元に立ち上げられたマカロン派作家が送る第一弾は「女たちの野外露出」だ。 このいかにもエロというテーマにマカロン派作家たちは、どこまで官能に挑むことが出来たのだろうか。その答えがここにある。
官能小説なんて嘘ばかり。どれもこれも男に都合の良い話ばかり。男を踏みつけて嬉しいはずがない。オシッコを飲んでもらう快感なんてあるはずない。女王様。サディスト。変態女。淫乱女。どれもこれも男の都合で勝手に作られてキャラクターに過ぎない。 でも、ときどき、あれ、と、そう思うことがある。性癖なんてほどのものじゃない。たとえば立ったまま男にアソコを愛撫されているとき。たとえばシャワーを浴びる前の身体に男の唇が触れたとき。たとえば、男の上に跨ったとき。そんな私たちのS気分。もちろん、これは空想のお話。小説。でも、本音がたっぷり入った物語。そんな私たちのS気分、それがこの本。
これは架空の物語です。実在する地名や名称は事実ではありません。また、そこに登場する人物の全ても架空のものです。ただし、ここに語られることの多くは、あなたの隣にあるところの現実です。まだ、あなたの目や耳に触れていないかもしれませんが、それは紛れもない現実なのです。 ある架空の設定の中で、マニアたちが実際の体験や思いをそこに籠めて作品化した小説、それが状況設定小説なのです。 今回は、架空の山梨に存在した温泉旅館を改築して出来た大型のマニア風俗店の話です。そこに集うお客、風俗嬢、経営者、内装業者など、さまざまな人間たちの目を通して、この奇妙な風俗店が彩られています。本物のマニアたちが書くからこそのリアリティと、そのエロティシズムをご堪能ください。 そして、窓から覗いたときに、その中に見るものは……。
2015年6月14日
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